スナップボタンの付け方決定版!すぐ取れる原因を解消する頑丈手縫い術

今注目を集めている スナップボタンの付け方決定版!すぐ取れる原因を解消する頑丈手縫い術について、主要な情報をご紹介しています。

道具の準備が整ったら、プロが実践する外れない金属スナップボタンの縫い付け手順へ進みます。手芸初心者でも一度手順を身体に覚えさせれば、1箇所あたり3〜5分で既製服レベルの頑丈な固定が可能です。

【ステップ1:完璧な位置決め】
スナップボタンは数ミリのズレで布地に波打ちやつっぱりを生じさせます。まず上布の凸ボタンを取り付ける位置へチャコペンで正確に印をつけます。次に凸ボタンを縫い付けた後、その突起の頭にチャコや水性チャコペンを少量塗り、下布と本来重なり合う位置へキュッと強く押し当てます。下布に転写された印の中心が、狂いのない凹ボタンの位置になります。

【ステップ2:玉結びの隠し方】
針に2本取りで糸を通し、先端に小さめの玉結びを作ります。縫い付け位置の印のすぐ脇から、表布の1枚だけをすくうように針を入れ、ボタンで隠れる位置の内側から針を出します。糸を軽く引くと玉結びが布と布の間に引き込まれ、外側からも裏側からも結び目が完全に見えなくなります。

【ステップ3:穴ごとの固定とブランケット風ループ留め】
ボタンを布にセットし、1つの穴に対して外側から針を刺し、ボタン穴の中から針を出します。このとき、単純にぐるぐると糸を巻くのではなく、「針先に糸をくるりと1回引っ掛けてから引き抜く(ブランケットステッチの要領)」を実践してください。これによって穴の縁に糸の結び目がカチッと形成され、万が一将来的にどこかの糸が1本切れても全体が一気に解けるのを物理的に食い止めます。1穴につき4回〜5回しっかりとループ留めを施します。

【ステップ4:次の穴への移動】
1つの穴が留まったら、布の裏側へ針を貫通させてはいけません。表布の裏層(布と布の間)を這わせるようにして、隣の穴の真下へ針を移動させます。裏面に渡り糸を出さないことで、着用時の引っ掛かりや指の引っ掛けによる断線をゼロに抑えられます。

【ステップ5:玉留めの隠し方とフィニッシュ】
4つの穴すべてを留め終えたら、ボタンの真下の布地をわずかにすくい、小さく引き締まった玉留めを1回作ります。さらにその根元に針を刺し、ボタンから2〜3cm離れた適当な位置の布の間を通して表へ針を遠出させます。ピンと糸を引いた状態で布のキワをハサミでカットすると、糸端が布の内側へピュッと吸い込まれ、玉留めも糸端も完全に隠蔽された美しい仕上がりが完成します。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest