マイマイガの幼虫は毒がある?大量発生の理由と安全な駆除法を徹底解説
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春風が吹き抜ける4月中旬から5月上旬にかけて、公園の木々の下を歩いていてふと顔や肩に毛虫が付着していた経験を持つ方は多いはずです。これこそが、マイマイガの幼虫が生存圏を広げるために行う特異な行動です。
マイマイガの卵は4月頃から一斉に孵化を始めます。生まれたばかりの微小な幼虫は樹冠(木の上部)へと登り、口から細い糸を吐き出して自らを宙吊りにします。この糸をパラシュートのように風に乗せ、数十メートルから時には数百メートル先へと風配分散(バルーニング)します。この様子がまるでブランコに乗って揺れているように見えることから、古くからブランコケムシという俗名で恐れられてきました。
マイマイガの幼虫の発生時期は、地域差はあるものの概ね4月中旬から6月下旬の約2カ月半です。孵化直後はわずか5mmほどだった幼虫は、サクラ、ウメ、カエデ、リンゴ、ナラ、クヌギなど300種以上もの広葉樹・針葉樹の葉を猛烈な勢いで食害しながら脱皮を重ね、終齢(6〜7齢)幼虫になると体長約60〜70mmにまで巨大化します。頭部に2本の黒い縦線があり、背面に並ぶ「前方5対の青いイボ」と「後方6対の赤いイボ」が明瞭な識別点です。