ワイスピ『ジェットブレイク』劇中車一覧!名車のスペックと撮影秘話

ワイスピ『ジェットブレイク』劇中車一覧!名車のスペックと撮影秘話に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

劇中でひときわ強いオーラを放っていたのが、ドミニクとハンというシリーズを象徴する2人のマシンです。劇中車制作チームは、単なる既存車のドレスアップにとどまらず、キャラクターの生き様をそのままエンジニアリングへと落とし込みました。

ドミニクの愛車である1968年型ダッジ・チャージャー(ミッドシップ仕様)は、シリーズの車両統括責任者デニス・マッカーシー氏と、米国ウィスコンシン州の有名カスタムビルダー「SpeedKore Performance Group」がタッグを組んで生み出した奇跡のワンオフマシンです。本来フロントに積まれる巨大な6.2リッターV8スーパーチャージャー「ヘルキャット」エンジンを、なんと運転席の真後ろ、リアミッドシップに搭載しています。

コクピットとエンジンルームの間は特注の耐熱強化ガラスで仕切られており、室内に響き渡る吸排気音とスーパーチャージャーの唸りは凄まじい迫力を誇ります。車体はフルカーボンファイバーで成形され、ボディ剛性と軽量化を両立。制作費は100万ドル(日本円換算で約1億5,000万円以上)に達したと報じられており、単なる劇中プロップの域を超えた本物のスーパーカスタムカーです。

一方、世界中のファンが歓喜したのが、ハンの復活とともに姿を現した2020年型トヨタ・GRスープラです。ボディカラーは鮮やかなサンライズオレンジを基調にボンネットからルーフにかけてブラックの幾何学ラインが引かれ、これは映画第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でハンが駆っていた「VeilSide Fortune RX-7」へのストレートな敬意(オマージュ)となっています。

直線的なマッスルパワーを信奉するドミニクに対し、ハンは常にコーナーを華麗にいなすテクニカルなJDMスポーツを愛してきました。最新鋭の電子制御LSDと直列6気筒ツインスクロールターボを搭載したA90スープラは、ハンの飄々としながらも芯のあるドライビングスタイルを完璧に体現しています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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