2026年の視覚テロ。なぜSnsは「ラーメンをすする絵」に支配されたのか?デジタルアートが放つ、異常なまでの“食欲と哀愁”

2026年の視覚テロ。なぜSnsは「ラーメンをすする絵」に支配されたのか?デジタルアートが放つ、異常なまでの“食欲と哀愁”とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

スマートフォンのカメラが高性能化し、誰もがプロ並みの料理写真を撮れる時代だ。それなのに、なぜ私たちはイラストに惹かれるのか。答えは「記号化された欲望」にある。

写真のラーメンは時にリアルすぎる。チャーシューの脂身の冷え固まった様子や、スープの濁りまで写り込んでしまう。一方で、イラストは違う。描き手の意図によって、スープに浮かぶネギの緑はより鮮やかに、レンゲですくうスープの油膜は黄金色に美化される。見る側の「こうあってほしい」という脳内妄想を、イラストは完璧にトレースしてくれるのだ。画面から漂う湯気の匂いすら錯覚させる表現力。それが、デジタルアートならではの強みである。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest