2026年、行列の先にある「日本の胃袋」の現在地。リニューアルした「全国 うまいもの 博」が提示する、地方グルメの新潮流
2026年、行列の先にある「日本の胃袋」の現在地。リニューアルした「全国 うまいもの 博」が提示する、地方グルメの新潮流の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが満載です。
今年のイベントで最も注目を集めているのが、環境への配慮と美味しさを両立させた「サステナブル・グルメ」だ。これまでは「珍しさ」や「ボリューム」が重視されがちだったが、2026年の消費者は一味違う。生産過程で廃棄されるはずだった食材を活用したアップサイクルスイーツや、伝統的な漁法を守る漁師から直接仕入れた未利用魚の海鮮丼など、ストーリー性のあるメニューに長蛇の列ができている。
「美味しいのは当たり前。その先にある物語にお金を払いたい」。都内から訪れた30代の女性は、そう語りながらジビエを使ったタコスを頬張る。地方の過疎化や一次産業の後継者不足が深刻化する中、食を通じて地域を支援するという意識が、来場者の間にも確実に根付いているようだ。