玄関の式台とは?上がり框との違いや武家屋敷に隠された真相を徹底解説
玄関の式台とは?上がり框との違いや武家屋敷に隠された真相を徹底解説について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
玄関空間を構成する部材には聞き慣れない専門用語が多く、式台の立ち位置を正しく把握するには「土間」「上がり框」「踏み台」との関係性を整理する必要があります。
日本の住宅玄関は、靴を脱ぐスペースである「土間(どま)」と、室内側の「床(ホール・廊下)」との間に高低差が設けられています。この床の端部に取り付ける横木・化粧材を「上がり框(あがりかまち)」と呼びます。そして、土間と上がり框の段差が大きすぎる場合、その中間に一段設ける横長の板や台座こそが「式台」です。
よく混同される部材の違いを整理すると、以下の通りです。
- 上がり框:室内の床面の縁を留める化粧横木。土間と室内の境界線そのもの。
- 式台:土間と上がり框の間をつなぐ「中間の板敷き」。奥行きや幅が広く設計される。
- 踏み台:既製品を土間に置くだけの移動可能な小型補助具。簡易的な設置が中心。
式台は本来、上がり框と同じく床材や框材と統一感を持たせて造作される建築部材であり、人がゆったり両足を乗せて立ち止まり、靴の脱ぎ履きや来客対応ができるだけの幅と奥行きを備えている点が特徴です。