なぜ五大シャトーを超える?ラ・ミッション高評価の真相と最新相場を徹底解剖
なぜ五大シャトーを超える?ラ・ミッション高評価の真相と最新相場を徹底解剖の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
ラ・ミッションの歩みは、16世紀にボルドーのキリスト教宣教会(ラザリスト修道会)がこの地にブドウ樹を植えたことに始まります。神に捧げる最高品質のワイン造りに情熱を傾けた修道士たちの精神こそが、シャトー名の由来であり、現在の名声の礎となりました。
1855年のパリ万国博覧会で行われた「メドック格付け」では、メドック地区外のグラーヴ地区(現在のペサック・レオニャン)からは唯一オー・ブリオンのみが例外的に第1級に選ばれ、ラ・ミッションは審査の対象外でした。しかし、1953年に制定されたグラーヴの格付けでは当然のごとく最高位(特級格付け)に選出されます。
その後、1983年にオー・ブリオンを所有するディロン家がシャトーを買収。莫大な設備投資と徹底した品質管理が導入されたことで、かつての野性味に極上のエレガンスが加わり、名実ともにボルドー最高峰の地位を不動のものにしました。