平行調とは?同主調との違いや見分け方・作曲での活用法を徹底解説
平行調とは?同主調との違いや見分け方・作曲での活用法を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
音楽理論を初心者向けにわかりやすく紐解くと、平行調とは「全く同じ構成音(同じ調号)を使いながら、基準となる主音(トニック)が異なる長調と短調のペア」のことを指します。英語では「Relative Key(レラティブ・キー)」と表記され、互いに親戚のような深い関係性を持っています。
代表的な例として「Cメジャー(ハ長調)」と「Aマイナー(イ短調)」が挙げられます。両者ともにシャープ(#)もフラット(♭)も一切付かない「調号なし」の楽譜で表記されます。では、構成音が全く同一であるにもかかわらず、なぜ一方は明るい長調になり、もう一方は切ない短調として響くのでしょうか。
その調号が同じになる理由は、音階の出発点(主音)と音と音の並び順(インターバル)にあります。Cメジャーは「ド(C)」から「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」で並び、Aマイナーは「ラ(A)」から「全音・半音・全音・全音・半音・全音・全音」で並びます。構成する白鍵7音は完全に同じですが、終止点や重心となるルート音が「ド」なのか「ラ」なのかによって、人間の脳が知覚する調性感(明るさ・暗さ)が劇的に変化するのです。