コーキングガンの使い方完全ガイド!失敗しない装填とプロ技の極意
コーキングガンの使い方完全ガイド!失敗しない装填とプロ技の極意を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
どれほど慎重に作業しても、手元が狂って樹脂がはみ出したり、形が崩れてしまうことはあります。その際にパニックにならず対処できるかどうかが成否を分けます。
まだ樹脂が固まっていない初期段階であれば、慌てて水拭きしてはいけません。シリコンは疎水性があるため、水拭きすると周囲一面に油膜のように広がり被害を拡大させます。硬化前の場合は、パーツクリーナーや無水エタノールを吹きかけたウエス、あるいは専用のリムーバークロスを使い、乾拭きするように拭い取ります。
もし完全に固まってしまった場合は、コーキング失敗やり直し方法として「完全切除」を選択します。カッターナイフを目地と建材の取り合い面に沿わせて両側から刃を入れ、古いコーキングを帯状に引き剥がします。残った薄い被膜は、金属製のシールスクレーパーや市販の「シリコン除去剤」を塗布して数分放置し、下地を傷つけないように削ぎ落とします。中途半端に古い材を残したまま上から重ね打ち(増し打ち)をしても、密着不良を起こして数ヶ月で剥がれてしまうため、必ず下地を露出させて清掃・脱脂を行ってから再施工してください。
作業終了後のコーキングガン外し方にも決まった手順があります。装填時と同様に、背面の解除レバーを押しながらプランジャーを最後部まで引き戻し、前方の引っ掛かりを外してカートリッジを取り出します。使いかけのカートリッジを保管する場合は、ノズル先端に少し樹脂をはみ出させた状態で硬化させ、それが自家製の「栓」になるようにして冷暗所に保管すると、次回使用時にノズル先端の固まった部分を爪楊枝などで引き抜くだけで再利用できます。