カラスの足跡に隠された驚きの秘密!歩き方で見分ける野鳥の痕跡図鑑
カラスの足跡に隠された驚きの秘密!歩き方で見分ける野鳥の痕跡図鑑の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
街中で見かけるカラスには、主に「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の2種類が存在します。見分けがつきにくい両者ですが、地面に残された足跡の並びを見るだけで、どちらが通り過ぎたのかを正確に特定できます。
森林や樹上を本来の生活圏とするハシブトガラスは、両足を揃えてピョンピョンと跳ねる「ホッピング」で移動します。そのため、足跡は左右がほぼ平行に揃ったペアの形で、間隔を空けながら連続して残ります。
一方、河原や農耕地など開けた地上で採食してきたハシボソガラスは、人間と同じように左右の足を交互に出して歩く「ウォーキング」を得意としています。この場合、足跡は一本の線を描くように左右交互にジグザグと刻まれます。
地面に2個ずつ揃った足跡があればハシブトガラス、前後にリズミカルに並んだ足跡ならハシボソガラスと判別できるため、足跡観察における最も重要な識別ポイントとなっています。