ふじとサンふじは何が違う?同じ品種でも味と蜜が激変する理由
ふじとサンふじは何が違う?同じ品種でも味と蜜が激変する理由について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
日本における二大りんご産地である「青森県」と「長野県」でも、ふじとサンふじの主力構成や風味に地域ごとの強みがあります。
全国生産量の過半数を誇る青森県産りんごは、卓越した保存技術(CA冷蔵貯蔵など)と丁寧な有袋栽培のノウハウに長けています。寒暖差のある気候が果肉をしっかりと引き締め、春から初夏にかけて出荷されるふじでも抜群の鮮度とパリッとした食感を維持しています。
これに対し、内陸性気候で日照時間が長く降水量が少ない長野県産サンふじは、樹上完熟を限界まで追求した高糖度・蜜入りりんごとして高い評価を得ています。秋晴れの強い日差しを余すことなく浴びることで、凝縮された濃厚なコクが生まれます。
価格相場については、一般的なスーパーマーケットに並ぶ家庭用(1玉あたり)でサンふじが150円〜250円前後、見た目の整った有袋ふじが200円〜300円前後です。贈答用の高級化粧箱(特秀品)になると、傷のない大玉のふじや、光センサー選別で蜜入りが保証されたブランドサンふじが5,000円〜1万円以上の高値で取引されます。