セル内改行ができない?Alt+Enterが効かない原因と完全攻略法
セル内改行ができない?Alt+Enterが効かない原因と完全攻略法とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
Windows環境において、エクセルセル内改行ショートカットの王道といえば「Alt + Enter」です。しかし、この組み合わせを押下しても改行されず、警告音が鳴ったり別の機能が作動したりするケースには、技術的な理由が存在します。セル内改行ができない決定的な理由の筆頭として挙げられるのが、日本語IME(文字入力ソフト)の変換未確定状態です。
文字を入力して下線(変換待ちの波線など)が表示されている状態で「Alt + Enter」を押すと、WindowsのキーボードフックはエクセルではなくIME側のショートカットと誤認し、入力コマンドが破棄されるか単なる確定処理として扱われます。この事態を防ぐには、一度「Enter」キーで文字列を確定させ、文字の下線が消えた状態を確認してから、改めて「Alt + Enter」を押す必要があります。
また、Alt+Enterが効かない原因と対処法として見落とされがちなのが、セルの「編集モード」に入っていない状態です。セルを選択しただけの「コマンドモード」でショートカットを押しても機能しないため、キーボードの「F2」キーを押下するか、数式バー内をクリックしてカーソルを点滅させてから操作することが鉄則です。さらに、ワークシート全体に保護がかけられていてセルの編集が制限されている場合や、特殊なゲーミングキーボードでAltキーが無効化(WinLock機能など)されているハードウェア起因のトラブルも報告されています。