バイタル測定で数値がズレる原因は?看護・介護の5項目と2026年最新基準
バイタル測定で数値がズレる原因は?看護・介護の5項目と2026年最新基準についての疑問解決ガイドをお届けします。
Q1:食後やすぐの入浴後にバイタル測定をしてはいけない理由は何ですか?
A1:食後は消化器官に血液が集まるため一時的に血圧が下がる「食後低血圧」が起こりやすく、入浴直後は血管拡張と体温上昇により血圧低下や頻脈が生じます。正確なベースラインを把握するため、食後・入浴後・服薬直後は最低でも30分〜1時間程度空けてから測定してください。
Q2:パルスオキシメーター(SpO2)がエラー表示になったり数値が拾えなかったりします。現場での即時対処法は?
A2:指先が冷たくなっている(末梢循環不全)ケースが大半です。手を温めるマッサージを行ったり、蒸しタオルで加温してから再装着してください。また、マニキュアの塗布、直射日光や強い室内照明がセンサー部に当たっていることも光干渉エラーの原因になります。指を変えるか、耳たぶ専用プローブの使用を検討します。
Q3:高齢者の血圧が普段より急に30mmHg以上下がった場合、まず何をすべきですか?
A3:直ちに転倒防止のためベッドや椅子で安静臥床(水平位)を保たせます。意識状態、呼吸、冷汗の有無を確認し、可能であれば下肢を15〜30度挙上して心臓への血液還流を促します。脱水、内出血、心不全の悪化、降圧薬の重複内服などが疑われるため、速やかに看護師または主治医へSBAR形式で報告してください。