副耳とは?原因や手術時期・赤ちゃんの切除費用と傷跡を専門家が徹底解説
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副耳の治療法には、古くから産科などで行われてきた「結紮法(けっさつほう)」と、専門医による「形成外科切除術」の2通りが存在します。どちらを選択するかは、副耳の根元の太さや軟骨の有無によって慎重に判断する必要があります。
比較項目結紮法(糸で縛る処置)形成外科切除術(外科手術)適応条件根元がくびれており、軟骨を含まないごく小さなもの軟骨を含むもの、根元が太いもの、すべての形態処置・麻酔方法無麻酔または局所麻酔。ナイロン糸や絹糸で根元をきつく縛る乳児早期・大人は局所麻酔、幼児期は全身麻酔下でメス切除メリット短時間で済み、入院が不要。麻酔薬のリスクを回避できる深部の軟骨まで完全に除去可能。皮膚のシワに合わせて極細糸で縫合デメリット・リスク脱落まで1〜2週間の虚血・壊死過程がある。軟骨の芯が残ると再手術が必要全身麻酔の場合は短期入院(日帰り〜1泊2日)が必要になるケースがある費用・保険適用保険適用(数千円程度 / 自治体助成で実質無料)保険適用(3割負担で約1.5万〜3万円前後 / 自治体助成で実質無料)傷跡の仕上がりやや盛り上がりや色素沈着が残ることがある耳のシワに隠れるようにデザインされ、極めて目立ちにくい
日本小児外科学会でも報告されている通り、結紮法は血流を遮断して組織を壊死(えし)させ、1〜2週間でポロリと脱落させる簡便な手法です。しかし、芯に軟骨が存在している場合、皮膚だけが取れて軟骨の突起が硬いしこりとして残ってしまい、結果的に後から副耳の形成外科受診を余儀なくされる事例が少なくありません。
費用の面では、副耳の切除費用は健康保険が適用されます。さらに日本国内の各自治体が実施している「乳幼児医療費助成制度(子ども医療費助成)」が適用されるため、赤ちゃんの時期の手術であれば、窓口での実質自己負担額は無料〜数百円程度で済む地域が大多数を占めます。