「権利」を叫ぶ史上最も不快な無敵者——『Re: ゼロ』レグルス・コルニアスが突きつけた「現代的邪悪」の正体

今注目を集めている 「権利」を叫ぶ史上最も不快な無敵者——『Re: ゼロ』レグルス・コルニアスが突きつけた「現代的邪悪」の正体について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

レグルスの真骨頂は、戦闘中であっても一切途切れることのないマシンガントークにある。彼は常に自らを害される被害者として描写する。「自分は慎ましく生きているだけだ」「私の満たされた生活を妨害するな」と熱弁を振るいながら、次の瞬間には相手の首を容赦なく刎ね飛ばす。

このロジックの破綻こそが、彼の恐ろしさの神髄だ。相手の発言の細かな言葉遣いを揚げ足取りし、勝手に不敬だと認定して攻撃の口実にする。議論を成立させる気など毛頭なく、ただ一方的に自らの正当性を叫び続ける。言葉が通じるように見えて一切噛み合わない恐怖を、彼はスクリーン上で完璧に体現してみせた。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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