明治40年は西暦何年?激動の1907年と古銭価値・歴史事件総まとめ
明治40年は西暦何年?激動の1907年と古銭価値・歴史事件総まとめについて分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。
日本文学史において、明治40年は不滅のマイルストーンとして記憶されています。当時のエリートコースであった東京帝国大学の講師を辞任し、専業作家として生きる決意を固めた夏目漱石が東京朝日新聞社に入社したのがこの年です。
入社後、漱石が新聞小説の第1作として執筆したのが名作『虞美人草』でした。同年6月から10月にかけて連載されたこの作品は、美貌の女性・藤尾をめぐる悲劇を華麗な文体で描き、社会現象を巻き起こします。
三越呉服店(現在の三越)が「虞美人草浴衣」を発売して大ヒットするなど、文学作品と商業タイアップが結びついた日本初のメディアミックス事例としても知られています。漱石の決断は、新聞小説という新たな大衆ジャーナリズムの確立を決定づけました。