牡蠣にあたると何時間後?潜伏期間と下痢止めの罠・救急受診の全基準
牡蠣にあたると何時間後?潜伏期間と下痢止めの罠・救急受診の全基準について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。
Q1:同じ牡蠣を食べたのに、自分だけあたって同席者が平気なのはなぜですか?
A1:これには2つの要因があります。1つは牡蠣個体ごとのウイルス・細菌蓄積量の差(すべての個体に同量のウイルスがいるわけではないこと)、もう1つは食べる側の「胃酸の強さ」「腸内環境」「獲得免疫の有無」「その日の体調・疲労度」の差です。免疫力が低下していると少量のウイルスでも発症しやすくなります。
Q2:ノロウイルスに一度かかったら、二度と牡蠣にあたりませんか?
A2:残念ながら免疫は一生続きません。ノロウイルスには30種類以上の遺伝子型が存在し、型が異なれば再感染します。また、一度感染して得られた免疫抗体も数か月から半年程度で減衰するため、過去に罹患経験があっても再びあたります。
Q3:家族が牡蠣にあたって嘔吐した場合、二次感染を防ぐ消毒法は?
A3:ノロウイルスには一般的なアルコール消毒液や逆性石鹸はほとんど効果がありません。汚染された床や衣類、トイレのドアノブなどは、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤を薄めたもの:0.02%〜0.1%濃度)で清拭消毒してください。処理時は必ず使い捨て手袋とマスクを着用し、換気を徹底することが二次感染防止の鍵です。
Q4:市販の胃薬や整腸剤は飲んでも大丈夫ですか?
A4:ビオフェルミンやミヤBMなどの「生菌整腸剤」は、乱れた腸内環境を整える助けになるため服用しても問題ありません。ただし、痛みを止めるための鎮痛剤や、下痢を無理に止める止瀉薬は病態を悪化させる危険があるため、医師の診察を受けるまでは自己判断での服用を避けてください。