街の川に潜む1M超の怪異!巨大オオサンショウウオ急増の真相と危険性
街の川に潜む1M超の怪異!巨大オオサンショウウオ急増の真相と危険性の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
この巨大化現象をさらに混迷を極めるものにしているのが、日本の法制度が抱える巨大な矛盾です。日本固有のオオサンショウウオは、1952年に国の「特別天然記念物」に指定されており、文化財保護法によって個体の捕獲、移動、殺傷、飼育が厳格に禁じられています。故意に傷つけた場合は、5年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科される重罪です。
ところが、外来種問題を担当する環境省による特定外来生物指定の最新動向は、これと真っ向から衝突してきました。純粋なチュウゴクオオサンショウウオは特定外来生物に指定され野外への放流や運搬が禁じられていましたが、問題の「交雑種」の扱いを巡っては、外見から天然記念物との判別がつかないため、長年にわたり法的規制の網から抜け落ちていたのです。
環境省は法政令の改正を推し進め、交雑個体についても特定外来生物の枠組みに含める規制強化を断行しました。しかし、現場の最前線では悲鳴が上がっています。相次ぐオオサンショウウオ捕獲ニュースの裏側で、自治体や水族館の収容スペースは完全に限界を迎えているのが実情です。
「保護すべき天然記念物なのか、駆除すべき特定外来生物なのか」——川から引き上げた個体をその場で殺処分することは、DNA鑑定結果が出るまで文化財保護法違反になるリスクを孕みます。結果として、捕獲された巨大個体はプールや水槽に隔離され、数十年生き続ける個体を税金で飼育し続けなければならないという、行政の制度的破綻が白日のもとに晒されています。