モルタルとコンクリートの違いとは?原料・強度・使い分けの鉄則

モルタルとコンクリートの違いとは?原料・強度・使い分けの鉄則について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

DIYでモルタルを自作する場合、仕上がりの強度と作業性を左右するのが材料の配合比率です。建築現場で長年受け継がれている基本の黄金比は、体積比で「セメント 1 : 砂 3」です。レンガ積みや一般的な左官補修であれば、この比率を守れば間違いありません。より高い強度や接着力を求めたい場合は「セメント 1 : 砂 2」の富調合(とんちょうごう)で練り上げます。

練り混ぜ作業では、まず水を入れる前にセメントと砂を舟(練り樽)の中で完全に混ぜ合わせ、色が均一なグレーになってから少しずつ水を加えます。水の量は「耳たぶ程度の硬さ」が理想であり、シャバシャバになるほど水を入れすぎると硬化後の強度が著しく低下するため注意が必要です。

少量補修の手間を劇的に減らしたいなら、ホームセンターで手に入るインスタントセメントの活用が合理的です。セメントと乾燥砂がベストな比率であらかじめ調合されており、骨材を個別に買い揃えて計量する手間が一切かかりません。ネット上のDIYコミュニティでも「計量ミスによるひび割れが起きない」「水を混ぜるだけで失敗がない」と評判は上々です。なお、製品名に「インスタントセメント」と書かれていても実際の中身はモルタルであるものが多く、砂利まで入った「インスタントコンクリート」と用途を混同しないようパッケージの確認を怠らないようにしましょう。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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