換毛期とは?犬猫の抜け毛時期と放置Ngな理由【2026最新】
換毛期とは?犬猫の抜け毛時期と放置Ngな理由【2026最新】とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
犬を飼育する上で最も誤解されやすいのが、「犬はすべて同じように毛が抜ける」という思い込みです。実際には、被毛の生え方には「ダブルコート(二重構造)」と「シングルコート(単層構造)」という決定的な違いが存在します。
抜け毛が激しい「ダブルコート犬種」の代表例
ダブルコートの犬は、太くて硬い「オーバーコート(上毛)」と、皮膚を覆う柔らかく密生した「アンダーコート(下毛)」の2層を持っています。換毛期に抜け落ちるのは、このアンダーコートです。
- 日本犬系:柴犬、秋田犬、甲斐犬
- 牧羊犬・使役犬系:ウェルシュ・コーギー、ボーダー・コリー、ジャーマン・シェパード
- 北方原産・大型犬系:シベリアン・ハスキー、サモエド、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー
- 小型犬系:ポメラニアン、チワワ(ロングコート)、ミニチュア・ダックスフンド(ロング/スムース)、シー・ズー
これらの犬種では、換毛期に入るとブラッシングをしても際限なくアンダーコートが取れ続け、1回の手入れで小型のレジ袋がいっぱいになるほどの毛が抜けます。この抜け毛を放置すると、古い毛がフェルト状に固まり、皮膚呼吸を妨げて深刻な皮膚炎を引き起こします。
換毛期が存在しない「シングルコート犬種」
一方で、トイ・プードル、マルチーズ、ヨークシャー・テリア、ミニチュア・シュナウザーなどの犬種は「シングルコート」に分類されます。アンダーコートを持たないため、季節ごとの爆発的な抜け毛はほとんどありません。
ただし、シングルコートの犬は「毛が抜けない代わりに人間の髪の毛のように伸び続ける」特徴を持ちます。換毛期の手入れに追われない反面、毎日のブラッシングで毛玉を防ぎ、月1回程度の定期的なトリミングを行わなければ、毛が絡まり合って皮膚を強く引っ張り、皮膚壊死や炎症を招くリスクを孕んでいます。