ミスチル『終わりなき旅』が刺さる理由|活動休止からの復活劇と真相
ミスチル『終わりなき旅』が刺さる理由|活動休止からの復活劇と真相の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
『終わりなき旅』の感情的なダイナミズムは、計算し尽くされた音楽理論によって強固に支えられています。その最たる特徴が、1曲のなかで計9回もの転調を繰り返す大胆な構成です。
静寂を切り裂くアコースティックギターのストロークから始まり、Aメロ、Bメロ、サビへと進むにつれて調性が緻密に移り変わります。サビで視界が一気に開けるような圧倒的なカタルシスをもたらす一方、アウトロでは解決感をあえて強調せず、ドラムとツインギターの重厚なアンサンブルがフェードアウトしていく設計が取られています。「旅に終わりはない」というテーマを、コード進行とアレンジの構造そのもので表現し切っている点が、プロの音楽家からも極めて高く評価される理由です。