軒下の丸い穴はクマバチの巣?家屋被害の真相と自力駆除・完全予防法

軒下の丸い穴はクマバチの巣?家屋被害の真相と自力駆除・完全予防法の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

手の届く範囲や、脚立を使っても足場が完全に安定している場所であれば、十分自力での駆除と補修が可能です。ただし、適当にスプレーを吹きかけるだけでは再発を許してしまいます。現場のプロが実践するクマバチの巣駆除方法を、順を追って解説します。

ステップ1:決行は「日没後2時間以降」または「早朝」

日中に作業を行ってはいけません。メスが餌集めのために外出しており留守である可能性が高く、作業中に帰巣してきた蜂と鉢合わせする危険があるためです。クマバチは変温動物であり、日没を迎えると体温が下がって活動が完全に停止し、すべての個体が巣穴の中に戻ります。夜間に長袖・長ズボン・手袋を着用し、静かに作業へ入るのが鉄則です。懐中電灯を使う際は、蜂を刺激しないよう光に赤いセロハンテープを貼って減光してください。

ステップ2:専用ノズル付き殺虫剤の注入

クマバチ駆除おすすめ殺虫剤スプレーとして選ぶべきは、空間噴霧用ではなく、細長い金属製またはプラスチック製の「すき間ノズル」が付属したピレスロイド系殺虫剤(フタルスリン、ペルメトリン等含有)です。巣穴の奥深くへとノズルを差し込み、薬液が溢れ出てくるまで数秒間一気に噴射します。巣穴内部のトンネル全体に致死濃度の薬剤を行き渡らせることで、奥に潜む成虫だけでなく、幼虫や蛹に対しても確実なノックダウン効果を発揮します。

ステップ3:完全密閉を行う「巣穴塞ぎパテ予防策」

駆除の翌日、穴の周辺に蜂の出入りがないことを確認したら、そのまま放置してはいけません。空洞になった穴は、翌春に別のクマバチが利用する絶好のターゲットになるほか、アシナガバチの潜伏場所やシロアリの侵入経路になるからです。

まずはピンセット等で死骸を取り出せる場合は除去し、内部を乾燥させます。その後、屋外用の耐候性に優れた「木工用エポキシパテ」または木製丸棒(ウッドダボ)に木工用ボンドをたっぷり塗布したものを穴の奥までしっかりと叩き込みます。クマバチの巣穴塞ぎパテ予防策の肝は、木材の表面と完全にフラットになるまで埋め戻すことです。最後に表面へ木材保護塗料を塗布すれば、外気と湿気を完全に遮断し、再度の穿孔を防ぐことができます。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest