夕暮れに輝く一番星の正体とは?金星と恒星の違いや見つけ方を徹底解説
夕暮れに輝く一番星の正体とは?金星と恒星の違いや見つけ方を徹底解説についての真相をお届けします。
夕暮れの空にポツンと見えたその星が「惑星(金星・木星など)」なのか、それとも「恒星(シリウス・ベガなど)」なのかを肉眼で瞬時に見分けるには、天文学における光の通過特性を知ることが確実なアプローチとなります。
もっとも分かりやすい判別ポイントは、「光がチカチカと瞬いている(揺れている)かどうか」です。
夜空の恒星(自ら核融合で光る星)は、地球から何十光年、何百光年という途方もない超長距離に存在します。そのため、地球に届く光は極めて細い「点(点光源)」として届きます。この細い光の筋が地球の大気の揺らぎ(大気乱流)を通過するとき、激しく屈折を繰り返すため、人間の目には「チカチカと強く瞬く光」として映ります。
一方で、金星や木星などの太陽系惑星は、地球からの距離がはるかに近いため、望遠鏡で見れば丸い円盤状の「面(面光源)」として光が届いています。面として届く光束は大気の揺らぎによる影響が平均化されるため、「光がほとんど瞬かず、ピタッと安定して点灯している」ように見えます。日没直後のまだ明るい空で、揺るぎない強い光を放っていれば、それは高確率で金星か木星です。