メープルだけじゃない!カナダ有名料理の真実と国民食【2026最新】
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カナダの食の魅力は、食事メニューだけにとどまりません。歴史的な開拓精神や移民の知恵から生まれた伝統菓子は、カナダ定番お土産としても高い支持を得ています。
西海岸ブリティッシュコロンビア州の港町ナナイモを発祥とするナナイモバー(Nanaimo Bar)は、オーブンを使わずに冷やし固めるユニークな3層構造の生ケーキです。最下層はグラハムクラッカー、ココナッツ、砕いたクルミをココアでまとめたザクザクの土台。中間層はカスタードパウダーとバターを練り上げた滑らかで濃厚な黄色いアイシング。そして最上層はパリッとしたビタースイートチョコレートでコーティングされています。しっかりとした甘さとリッチなコクがあり、現地のカフェでは深煎りのブラックコーヒーや濃い紅茶のお供として親しまれています。
一方、首都オタワ発祥の屋台スイーツとして全土に知れ渡っているのがビーバーテイルズ(BeaverTails)です。カナダの象徴的な動物であるビーバーの平たい尾の形に引き伸ばした全粒粉入りのイースト生地を、注文を受けてからキャノーラ油でサッと揚げ、熱々のうちにシナモンシュガーやレモン果汁、ヌテラ(ヘーゼルナッツスプレッド)、メープルバターなどをトッピングして提供されます。外側はカリッと香ばしく、中はモチモチとした食感で、スケートリンクの脇や観光地で頬張る定番スナックです。
さらに、オンタリオ州の田園地帯に起源を持つバタータルト(Butter Tart)も見逃せません。サクサクのペストリー生地の中に、バター、ブラウンシュガー、卵、シロップを混ぜ合わせたフィリングを流し込んで焼き上げる素朴な焼き菓子です。中心部がトロリと半熟状に溶け出す「ランニー(runny)」タイプと、しっかりと固まったケーキタイプで好みが分かれるなど、現地では専門のフェスティバルが開催されるほど熱い議論が交わされるソウルフードとなっています。