『薬屋のひとりごと』李白と白鈴の結末は?身請けと出世の真相を追う
『薬屋のひとりごと』李白と白鈴の結末は?身請けと出世の真相を追うについての最新情報を徹底解説します。
二人の運命的な恋が動き出した発端は、宮中で催された「園遊会」に遡ります。この宴の席で、李白が猫猫にかんざしを贈った場面を覚えている方も多いはずです。一部の読者からは「李白は最初、猫猫に好意を寄せていたのか?」という疑念も上がりましたが、真相は全く異なります。
李白が猫猫にかんざしを渡した理由は、「若い娘が一人で手持ち無沙汰にしていたため、特に深い他意もなく、喜んでくれるならと手持ちのかんざしを気前よく贈った」という極めて純朴な善意によるものでした。後宮内での権謀術数や男女の駆け引きとは無縁な、李白ならではのカラッとした人柄の表れです。
しかし、この一本のかんざしが運命の歯車を激変させます。かんざしを「後宮外への里帰りの身元引受人(保証人)」として利用できると見抜いた猫猫は、李白の誠実かつ騙しやすい性格に目をつけ、彼を里帰りの同伴者に指名。その見返りとして案内した場所こそが、猫猫の生家である花街の最高級妓楼「緑青館」でした。
そこで引き合わされたのが、豊満な肉体を誇り、無類の筋肉フェチとしても知られる看板妓女・白鈴です。筋骨隆々で裏表のない李白の肉体美に白鈴は一瞬で目を奪われ、李白もまた白鈴の圧倒的な色香と包容力に骨抜きにされました。猫猫による極めてドライな「利害の一致」から始まった計略が、結果として作中随一の大恋愛劇を生み出す契機となったのです。