シマエナガの後ろ姿がおにぎり?正面と違う背中の模様と魅力の秘密
シマエナガの後ろ姿がおにぎり?正面と違う背中の模様と魅力の秘密の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
シマエナガは、スズメ目エナガ科に属するエナガの亜種であり、日本国内における主な生息地は北海道全域です。本州以南に生息する標準種のエナガ(本州エナガ)とは、明確な見分け方があります。
最大の違いは「頭部の模様」にあります。本州のエナガには、くちばしの基部から目の上を通って後頭部へと続く太く黒い眉斑(過眼線)が存在します。一方、北海道のシマエナガは成鳥になると頭部全体が純白になり、黒い眉斑が完全に消失します。
後ろ姿から両者を見分ける際も、後頭部から首の後ろにかけて真っ白なのがシマエナガ、頭の横から黒いラインが首筋へと繋がっているのが本州のエナガです。氷点下の厳しい北海道の冬景色に溶け込むため、頭部の黒い模様をなくして保護色(カモフラージュ)としての白さを極めた結果が、現在の姿だと考えられています。