やらず足場の真相|倒壊を防ぐ控えの基準をプロが徹底解説

今注目を集めている やらず足場の真相|倒壊を防ぐ控えの基準をプロが徹底解説について、多角的な視点をご紹介しています。

現場で使用される足場の種類によっても、倒壊防止の組み立てアプローチは異なります。主に中高層建築で用いられる枠組足場と、小規模現場や狭小地で活躍する単管足場では、それぞれ固有の補強手順が求められます。

枠組足場においては、剛性の高い鳥居型建枠を使用するため垂直支持力は高いものの、受風面積が大きくなる傾向があります。自立設置を行う際には、所定のスパンごとに専用の控え柱を配置し、交差筋かい(ブレス)と水平材を隙間なく組み上げることで構造全体のねじれ剛性を確保します。

一方、自由度の高い単管足場(単管ブラケット足場)では、部材接合部のクランプ強度が全体の安全性を大きく左右します。組み立て手順としては、まず地盤の地耐力を確認した上でジャッキベースを設置し、最下層の根がらみパイプを確実に組み上げます。その上で、規定ピッチごとにやらずパイプを配置し、自在クランプを用いて建地の節(ジョイント近傍)に強固に緊結していく手順が倒壊防止の基本セオリーです。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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