安倍晋三の祖父・安倍寛とは?東條英機に抗った反骨の政治家

安倍晋三の祖父・安倍寛とは?東條英機に抗った反骨の政治家とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

安倍寛氏が抱いていた政治理念の根幹は、「民衆の生活防衛」と「立憲主義の遵守」にありました。当時の大本営発表に踊らされることなく、戦局の破綻と国民の疲弊をいち早く見抜き、軍部の無謀な領土拡大策を厳しく批判しました。

1945年(昭和20年)8月、日本が終戦を迎えると、寛氏は日本再建のためにいち早く動き出します。三木武夫氏ら志を同じくする政治家たちと連携し、新たな民主主義国家を担う新党結成の構想を練り上げ、戦後初の総選挙への立候補準備を精力的に進めていました。

しかし、過酷な戦時下の闘争と終戦直後の激務は、寛氏の身体を蝕んでいました。1946年(昭和21年)1月30日、総選挙の公示を目前に控えた最中、心臓麻痺(心不全)により急逝。享年51という、政治家として脂が乗り切った時期での突然の幕切れでした。

志半ばで倒れた寛氏の無念と遺志は、息子の晋太郎氏、そして孫の晋三氏へと引き継がれ、安倍家の宿命として永田町の歴史を動かし続けることになります。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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