映画『デイ・アフター・トゥモロー』氷河期到来の現実味と結末の真相
映画『デイ・アフター・トゥモロー』氷河期到来の現実味と結末の真相にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
物語は、古代気候学者ジャック・ホールが南極の氷床コア調査中に巨大な亀裂に直面するシーンから幕を開けます。ジャックは地球温暖化によって極地の氷が大量に融解し、海洋大循環が停止することで急激な気候変動が起きると警告しますが、副大統領ら政府高官は経済優先の姿勢を崩さず、その提言を一蹴します。
しかし、事態は専門家の予測を遥かに超える速度で悪化。巨大竜巻がロサンゼルスを壊滅させ、超巨大高潮がニューヨークのマンハッタンを呑み込みます。さらに上空の対流圏から超低温の寒気が地表へと一気に下降する巨大な過冷却低気圧(スーパーセル)が発生し、街全体が一瞬にして凍りつく絶対零度の世界へと変貌しました。
ニューヨーク公共図書館に孤立した息子のサムを救うため、ジャックは極寒の雪原と化した東海岸を北上します。最終的にジャックは息子と奇跡の再会を果たし、図書館に残った生存者たちとともに救助ヘリで生還。しかし、北半球の半分以上が厚い氷床に覆われたまま映画は幕を閉じます。かつての先進国が難民となって南半球の途上国へ避難し、宇宙から見下ろす地球の大気は皮肉にも過去に類を見ないほど澄み切っていたという、痛烈な結末を迎えました。