Usjフライングダイナソーの怖さ検証!浮遊感の真相と待ち時間短縮ワザ
Usjフライングダイナソーの怖さ検証!浮遊感の真相と待ち時間短縮ワザの特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。
「ザ・フライング・ダイナソー」が一般的なジェットコースターと決定的に異なるのは、プラットホームを出発する直前に座席が90度前方に倒れ、乗客全員が完全に下を向いた「うつ伏せの飛行姿勢」へと移行する点です。視界の大部分を地面が占め、レールが頭上に隠れる構造は、搭乗者に「放り出されるのではないか」という原初的な恐怖心をもたらします。
それにもかかわらず、フリーフォールや従来のコースター特有の「胃がフワッと浮き上がる感覚(マイナスG/浮遊感)」が苦手な層から「フライングダイナソーなら平気で乗れる」と評価されるケースが後を絶ちません。この現象の背景には、明確な運動力学上の理由が存在します。
通常のキャメルバック(ラクダのコブ形状の起伏)を持つコースターでは、頂点から急降下する瞬間に体が座席から浮き上がるマイナスGが発生します。対して「ザ・フライング・ダイナソー」のコース設計は、うつ伏せ状態のまま背中側からレールに引っ張られる構造をとっており、旋回やドロップの多くで身体を座席(ハーネス側)へ強く押し付ける「プラスG」が支配的になります。つまり、内臓が持ち上がるような浮遊感ではなく、全身に強い風圧と遠心力を受け止める「飛行体感」へと物理刺激が変換されているのです。
パーク内で双璧をなす人気コースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」が軽快なマイナスGの浮遊感を連続して楽しむ設計であるのに対し、「ザ・フライング・ダイナソー」は圧倒的なスピード感と視覚的ダイナミズムで魅せるアトラクションだといえます。落下感に極度な拒絶反応を示す人であっても、遠心力やスピードへの耐性さえあれば、驚くほど快適に飛び抜けることが可能です。