水抜きとは?水道管破裂で修繕費数十万を防ぐ気温目安とアパート手順

水抜きとは?水道管破裂で修繕費数十万を防ぐ気温目安とアパート手順の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。

寒波が訪れるたびに、SNS等で拡散されるライフハックとして「夜間に蛇口から糸状に水をチョロチョロと出しておけば凍らない」という手法があります。確かに、水が流動していれば静止状態よりも凍りにくいのは事実です。しかし、この方法にはプロの配管工が指摘する重大な盲点が存在します。

マイナス5℃を下回るような極端な冷え込みや吹雪の夜には、蛇口から流れた少量の水が、排水管(下水管)の内部で徐々に凍りつく現象が発生します。給水管は無事でも排水管が氷で詰まり、チョロチョロ出し続けた水がシンクや洗面台から溢れ出して床を水浸しにするという二次災害が多発しているのです。水流による凍結防止はあくまで「マイナス2℃前後の急場しのぎ」に過ぎず、本格的な冷え込みに対しては完全な水抜きに代わる手段にはなり得ません。

また、万が一凍結してしまった場合の水抜き失敗対処法にも、危険な誤解が蔓延しています。

  • 絶対にしてはいけない行為:熱湯を一気にかける
    凍りついた金属管や蛇口に熱湯を直接かけると、急激な熱膨張(ヒートショック)によって金属管が破裂したり、水道メーターのガラスや陶器製便器が粉砕します。
  • 正しい解氷アプローチ:
    室内を暖房で暖め、自然解氷を待つのが最も安全です。急ぐ場合は、凍結した配管部分にタオルを巻き、その上から50℃前後のぬるま湯をゆっくりとかけるか、ドライヤーの温風を20〜30cm離してムラなく当ててください。
橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest