フィンランド消費税25.5%の衝撃!なぜ高福祉国家は増税するのか?徹底解説
フィンランド消費税25.5%の衝撃!なぜ高福祉国家は増税するのか?徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
手厚い社会保障と高い税負担をトレードオフとする「北欧経済モデル」は、いまや構造的な曲がり角を迎えている。欧州連合(EU)の財政ルール遵守を求める声が高まるなか、財政赤字対GDP比の基準を超過するリスクが現実味を帯びてきたからだ。国営放送Yleの世論調査によれば、国民の過半数が将来の福祉サービス低下に強い不安を抱いているという。
持続可能な公共財政・税制を確立するためには、単なる増税にとどまらない産業構造の転換が不可欠だ。高負担・高福祉の均衡が崩れれば、高所得層の国外流出や経済アクティビティの低下を招きかねない。北欧の理想郷と呼ばれた国でさえ、少子高齢化という構造的変化の前には苦悶を強いられている。