スギ後も止まらぬ鼻水…5月6月花粉症の正体と2026年最新対策

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初夏の花粉症に関しては、スギ花粉の常識をそのまま当てはめたことによる重大な誤解が蔓延しています。特に知っておくべき2つの盲点を整理します。

誤解1:「山から離れた都心のオフィス街なら安全」という神話

スギ花粉は山林から風に乗って数十キロメートル先まで飛来するため、都市部にいても防御が必要です。一方、イネ科植物は背丈が低く、花粉の飛散距離はおよそ100メートルから200メートル以内にとどまります。一見すると安全に思えますが、これは裏を返せば「生息場所に近づかなければ防げるが、近づけば超高濃度の花粉を直接浴びる」ことを意味します。

通勤路の土手、舗装の割れ目、近所の公園、河川敷のランニングコースなど、私たちの足元数百メートルの至近距離にカモガヤやハルガヤは密集しています。「緑が多い場所を通り抜けた直後に急激に症状が悪化する」のがイネ科花粉症症状の典型的なパターンです。

誤解2:「花粉症は果物とは関係ない」という油断

初夏の花粉症で見逃せないのが、口腔アレルギー症候群果物(OAS: Oral Allergy Syndrome)との交差反応です。イネ科やシラカンバの花粉に含まれるアレルゲンタンパク質は、一部の果物や野菜に含まれるタンパク質と構造が極めて似ています。

イネ科花粉症の人がメロン、スイカ、キウイフルーツ、トマトなどを食べた際、唇の腫れや喉のかゆみ、ピリピリとした刺激感が生じることがあります。また、シラカンバ花粉症ではリンゴ、モモ、サクランボなどのバラ科果実で激しい口腔症状を引き起こす事例が多発しています。「喉の痛みが花粉によるものか、直前に口にした果物による交差反応か」を正しく見極める姿勢が不可欠です。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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