レバンガ北海道・折茂武彦の現在と借金返済の軌跡!引退理由の真相

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折茂氏が歩んだ道の中でも、最も過酷を極めたのがレバンガ北海道の創設期です。名門・トヨタ自動車(現・アルバルク東京)で数々の栄冠を手にした後、2007年に新天地を求めて北海道の「レラカムイ北海道」へ移籍。しかし2011年、運営会社の経営破綻によりクラブは突如として除名処分と解散の危機に直面します。

「北海道のバスケの灯を消してはならない」「応援してくれたファンを裏切ることはできない」という一心から、折茂氏は自らオーナー兼選手となる新クラブ設立を決意。これがレバンガ北海道創設の理由でした。

しかし、その代償はあまりにも重く、法人設立とクラブ運営継続のために個人保証を含め総額約2億4000万円にものぼる巨額の借金を背負うことになります。遠征費の工面すら危ぶまれる極貧状況のなか、折茂氏は昼間にスーツを着て頭を下げてスポンサー営業に回り、夜は体育館でシューティング練習を行うという常人離れした二重生活を続けました。

この過酷な挑戦を陰で支えたのが家族、とりわけ妻(夫人)の献身的な理解でした。自宅に借金の督促状が届くような極限状態にあっても弱音を吐かず、夫の決断を信じて支え続けたパートナーの存在が、折茂氏の原動力となっていたことは間違いありません。地道な営業活動とファンの支援が実を結び、数年をかけてこの莫大な負債を見事に完済へと導きました。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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