きゅうりの水やりは朝だけだと枯れる?猛暑を乗り切る正しい頻度と秘訣

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栽培者が最も狼狽するのが、日中に見られる葉の萎れです。しかし、きゅうり葉がしおれる理由には「生理的な防衛反応」と「致命的な水分枯渇」の2種類が存在します。

晴天の昼間、一時的に傘を閉じるように葉が下を向く現象は、強光線から身を守り蒸散を抑えるための正常な生体反応であるケースも少なくありません。夕方17時を過ぎ、周囲が日陰になって気温が下がった段階で葉がシャンと元の角度に戻るようであれば、深刻な水切れではありません。問題は、「日没後も葉がだらりと垂れ下がったまま戻らない」「葉の縁がカリカリと黄色く変色し始めている」場合です。これは紛れもないきゅうり水不足の症状であり、放置すれば生長点の停止や枯死に直結します。

水不足のストレスは、収穫前の果実にも明確なシグナルとして現れます。市場に出荷できないようなきゅうり曲がる原因と水不足は、植物ホルモンの偏向と強い相関関係にあります。

開花から肥大期にかけて水分供給が不安定になると、果実の片側だけ細胞分裂が停滞し、正常に細胞が肥大した側へと実が急激に湾曲します。また、尻部分だけが異常に膨らむ「尻太果」や、先端が針のように細くなる「尻細果」、苦味成分であるククルビタシンが増加して食味が著しく落ちる現象も、水分ストレスと養分転流の障害が引き金となっています。曲がり果が連続して発生し始めたら、それは株が「水と体力が限界に達している」と助けを求めている証拠です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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