フジテレビでAcのCmが急増?差し替えの真相とスポンサー降板説を追う
フジテレビでAcのCmが急増?差し替えの真相とスポンサー降板説を追うについて徹底解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
フジテレビでACのCMが増えると、ネット上では「フジテレビのスポンサーが完全撤退して経営破綻寸前」「スポンサー料が一銭も入っていない」といった過激な言説が独り歩きすることがあります。しかし、これらは広告ビジネスの実態とは乖離した誤解です。
重要な盲点は、「CMを自粛してACに差し替えても、企業は広告料金を支払っているケースが大半である」という契約上の事実です。テレビ局と広告主の間では、番組提供(タイム契約)や期間契約(スポット契約)において厳格な放送枠買い取り契約が交わされています。
企業が自らの都合やブランド防衛のために「今回のオンエアは自粛したい」と申し出た場合、それは企業の任意判断であるため、原則としてテレビ局側への枠代の支払義務は消滅しません。つまり、提供クレジットを外し、ACのCMを流すことで企業は「広告料を支払った上で、あえて自社名を露出しない」という高度な危機管理コストを支払っているのです。
もちろん、番組自体の打ち切りや契約解除に至るような重大な局側の債務不履行がある場合は別ですが、一時的なAC差し替えの多発が直ちに「テレビ局の広告収入がゼロになった」ことを意味するわけではありません。