地図から消えた村の真実|都市伝説の真相と水没廃村の現在

地図から消えた村の真実|都市伝説の真相と水没廃村の現在の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

文字通り「国家の手によって意図的に地図から抹消された」唯一無二の事例が、瀬戸内海に浮かぶ大久野島(広島県竹原市)です。現在でこそ「ウサギの島」として国内外の観光客で賑わっていますが、戦前期の地図において、この島は白抜き、あるいは海上に何もないかのように改ざんされていました。

陸軍の極秘資料および竹原市歴史民俗資料館の調査記録によると、旧日本軍は1929年(昭和4年)から大久野島に東京第二陸軍造兵廠火薬製造所忠海製造所を設置。イペリット(マスタードガス)やルイサイトなど、国際条約で禁止されていた化学兵器(毒ガス)を終戦まで秘密裏に製造していました。

防諜上の理由から、参謀本部陸地測量部が発行する5万分の1地形図から大久野島一帯は抹消され、民間人の立ち入りは厳重に禁じられました。当時の作業員たちも厳しいかん口令を敷かれ、島内で何が行われているかは家族にすら語ることが許されませんでした。現在も島内には、巨大な発電所跡や毒ガス貯蔵庫跡が点在し、かつて地図から消された重い過去を静かに物語っています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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