はしかニュース速報|感染拡大の初期症状と大人の重症化を防ぐ対策

はしかニュース速報|感染拡大の初期症状と大人の重症化を防ぐ対策の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

「自分は健康で体力もあるから関係ないと考えていた」——都内のIT企業に勤務する38歳男性は、取材に対して自身の闘病体験をこう吐露しました。男性は地方出張の帰路で利用した新幹線の同じ車両に、後からはしか感染者が乗っていたことをニュースで知りましたが、最初は気にも留めていませんでした。

「接触から約10日後、突然の悪寒と38度の熱が出ました。風邪薬を飲んで出社したのですが、翌日には咳が止まらなくなり、目が真っ赤になって光を見るのも辛くなりました。そして3日目の夜、体温計が40.2度を示し、鏡を見ると首から胸にかけて真っ赤な湿疹がびっしりと浮き出ていたのです。慌てて救急外来に連絡したところ、保健所の指示で感染症指定医療機関へ搬送され、即座に隔離病棟へ入院となりました」

男性は幸いにも脳炎を免れましたが、重度の脱水と誤嚥性肺炎を併発し、2週間の入院生活と1ヶ月の自宅療養を余儀なくされました。母親に確認したところ、子どもの頃に1回接種を受けた記録はあったものの、2回目の接種は受けていませんでした。

ソーシャルメディア上でも、「病院に電話したら発熱外来での診察を断られ、受け入れ先を探すのに半日かかった」「母子手帳を実家で探しても見つからず、自分が免疫を持っているか分からなくて不安」といった当事者のリアルな投稿が散見されます。都市部の発熱外来を運営する総合病院の内科医は、現場の切迫感を次のように証言します。

「麻疹の疑いがある患者さんが1人来院するだけで、外来診療を一時停止し、待合室や診察室の空気清浄と導線の完全遮断を行わなければなりません。もし待合室に抗体を持たない乳幼児や妊婦、抗がん剤治療中の患者さんが同席していれば、命に関わる二次感染を引き起こします。『風邪かもしれないが、発疹と充血がある』という段階で、決してふらりと受診してはならない理由がここにあります」

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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