ラッシングとは?トラック荷崩れを防ぐ固縛手順とベルトの使い方
ラッシングとは?トラック荷崩れを防ぐ固縛手順とベルトの使い方に関する詳細情報を分かりやすくまとめました。専門的な情報をご覧ください。
プロの物流マンとして無事故・高品質輸送を維持するためには、体系化された固縛手順の順守と、積載条件に適合した確実な機材選定が欠かせません。
【失敗しない荷崩れ防止対策の4ステップ】
1. 積付けの均等化:偏荷重を避け、荷台の前方・壁面から隙間なくタイトに積載する。
2. 保護材(角当て)の装着:荷物のエッジ部分には必ず樹脂製コーナープロテクターや厚紙・当てゴムを挟み、ベルトの摩耗と荷物の潰れを同時に防止する。
3. 確実なテンション管理:ラチェットで巻き取り軸に2〜3巻きさせ、手で揺すって緩みがないか確認する。
4. 中間点検の実施:走行開始から数十キロ走行後や高速道路のPA休憩時に、振動による緩み(初期馴染みによるテンション抜け)がないか再確認・増し締めを行う。
【プロの結論】導入すべき固縛資材の選び方とおすすめ基準
これから荷締めベルトや固縛具を導入・更新する場合、以下の基準で選定することを推奨します。
【おすすめできる固縛具・仕様】
・JIS B 8850適合マークまたは欧州規格(CE・TUV)を取得している国内有名メーカー品(allsafe、キトー、OH工業など)。
・ベルト素材に伸びが少なく耐候性に優れた高強力ポリエステル原糸を採用しているもの。
・荷台の仕様に合わせて、先端金具が最適化されているもの(ウイング車用ラッシングレールには「ワンピースタイプ」、平ボディ車には「Jフックタイプ」)。
【導入を避けるべき危険な選定】
・ECサイト等で極端に安価に販売されているノーブランド品(破断試験データや使用荷重表示が不透明なもの)。
・作業用途に対してベルト幅が細すぎるもの(重量物に25mm幅を使用するなど)。
・リリース機構のロックが甘く、振動で誤解除のリスクがある粗悪なバックル。