幻の鳥フィリピンイーグルを追う:絶滅の危機と保全最前線の真実
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筆者はこの危機的状況を打破しようと奮闘する現地保護団体「フィリピンイーグル財団」の活動拠点へと向かった。そこで提示されたのは、現場の血と汗が滲むような独占取材データと、 GPSトラッカーが示す過酷な移動軌跡だった。
「私たちは、一羽一羽の動体を24時間体制で監視しています。ですが、保護区のすぐ外側では今も違法伐採のチェーンソー音が響いているのです」と現地研究者は語る。財団の傷病鳥レスキューチームには、銃弾を受けた個体や、農民が仕掛けた罠にかかって傷ついた個体が次々と運ばれてくる。人工繁殖の試みも続けられているが、命を繋ぐ作業は常に秒読みの緊張感に満ちている。