たった1日で126年分のご利益?四万六千日の由来と浅草寺ほおずき市
たった1日で126年分のご利益?四万六千日の由来と浅草寺ほおずき市の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。
寺社仏閣には、神仏と特に強いご縁が結ばれるとされる「縁日」が定められています。中でも観音菩薩の縁日は毎月18日とされていますが、室町時代末期頃から、特定の月に参拝すると千日分・万日分のご利益があるとされる「功徳日(くどくび)」が設けられるようになりました。
功徳日は年間を通じて複数日設定されており、例えば正月には百日分、五月には四千日分と定められていました。その頂点に君臨するのが、7月10日の「四万六千日」です。前日の7月9日は「宵宮(よいみや)」とされ、現在では7月9日と10日の2日間にわたって功徳が得られる日として定着しています。
東京の浅草寺をはじめ、愛知県の大須観音、京都の清水寺や六波羅蜜寺、鎌倉の長谷寺など、全国各地の観音霊場でも四万六千日に合わせた法要や縁日が開かれます。普段は静寂に包まれる寺院でも、この2日間だけは境内が特別な熱気に包まれます。