市川美余が語る氷上の戦術とメディア露出の裏側、冬季五輪への視線
市川美余が語る氷上の戦術とメディア露出の裏側、冬季五輪への視線に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
彼女の解説の深み、その原点は間違いなく中部電力カーリング部での激闘の日々にある。キャプテンやスキップとしてチームを力強く牽引し、日本選手権での連覇を達成した経験は、彼女の血肉となっているのだ。氷の状態(アイスコンディション)は目まぐるしく変化する。湿度や気温、氷上のペブル(粒)の摩耗具合まで計算に入れた指示出しは、当時から極めて論理的であった。
自らが氷の上で血の滲むような鍛錬を重ね、世界と戦った経験があるからこそ、勝負どころでの1投にかかる精神的負荷の重さを誰よりも知っている。そのリアルな体感が、言葉の端々から滲み出ている。