フリーホイーラーズ人気の真相|高価格でも熱狂を生む理由と選び方
フリーホイーラーズ人気の真相|高価格でも熱狂を生む理由と選び方にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
ブランドを語る上で避けて通れないのが、前身である「ブートレガーズ・リユニオン(BOOTLEGGERS REUNION)」との関係性です。2000年代半ばまで原宿カルチャーを牽引したブートレガーズは、カウンターカルチャー、ヒッピー、バイカー、1960〜70年代のロックミュージックといった「反逆の精神」を色濃く反映したグラフィックTシャツやレザージャケットで圧倒的な支持を誇りました。
その後、ディレクターの安井氏をはじめとする主要チームが2009年に新たな看板として掲げたのが「フリーホイーラーズ」です。両者の最も決定的な違いは、「歴史の深度」と「物語の体系化」にあります。
フリーホイーラーズへと移行して以降、着目する時代は1800年代後半のアメリカ開拓期から大恐慌、第二次世界大戦、そして1970年代のサブカルチャーまで一気に広がりました。架空のストーリーや実在の労働組合をテーマにした複数の独自レーベルが設定されています。
- UNION SPECIAL OVERALLS:19世紀末から20世紀初頭のリアルワーカーたちに向けた過酷な現場仕様のギアを展開
- GREAT LAKES GMT.MFG.CO.:五大湖周辺のアウトドア・ハンティング・森林伐採に従事した男たちの重厚なウール&テーラードウェア
- THE IRONALL FACTORIES CO.:「Don't say Overalls, Say Ironalls」の伝説的コピーで知られる幻のワークウェアの完全再現および発展形
- SUBTERRANEANS:1950〜60年代のビートニクやジャズ、反体制文学からインスパイアされた都会的アンダーグラウンドスタイル
ブートレガーズ時代に見られた尖った反骨精神を根底に宿しながらも、フリーホイーラーズはより学術的で、服飾史の失われたピースを自らの手で埋めるような深遠なモノづくりへと進化を遂げました。