赤ちゃんの体が柔らかすぎる?低緊張の原因や特徴・発達への影響を解説
赤ちゃんの体が柔らかすぎる?低緊張の原因や特徴・発達への影響を解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
運動機能だけでなく、神経発達症(発達障害)との関連性についても解明が進んでいます。特に自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)、発達性協調運動症(DCD)を抱える子どもたちにおいて、併存症状として低緊張が見られるケースは少なくありません。
発達障害に伴う低緊張では、自分の身体の位置や関節の曲がり具合を把握する「固有受容覚」や平衡感覚を司る「前庭覚」の統合が未熟であることが影響しています。身体の輪郭が掴みにくいため、以下のような行動特性が現れやすくなります。
・椅子に座っていてもすぐに机に突っ伏す、または床に寝転がる
・筆圧が極端に弱い、もしくはコントロールできずに筆記具を強く握りすぎてすぐ疲れる
・手先の不器用さ(ボタン掛けや箸の操作が苦手)
・人や物によくぶつかる、段差で転びやすい
これらは「集中力がない」「だらけている」と誤解されがちですが、実際は弱い筋肉と姿勢保持の難しさをカバーするために過剰なエネルギーを消費している状態です。身体的なアプローチと併せて、環境調整や感覚統合療法を行うことが有効とされています。