赤ちゃんの体が柔らかすぎる?低緊張の原因や特徴・発達への影響を解説

赤ちゃんの体が柔らかすぎる?低緊張の原因や特徴・発達への影響を解説について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をお届けします。

運動機能だけでなく、神経発達症(発達障害)との関連性についても解明が進んでいます。特に自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)、発達性協調運動症(DCD)を抱える子どもたちにおいて、併存症状として低緊張が見られるケースは少なくありません。

発達障害に伴う低緊張では、自分の身体の位置や関節の曲がり具合を把握する「固有受容覚」や平衡感覚を司る「前庭覚」の統合が未熟であることが影響しています。身体の輪郭が掴みにくいため、以下のような行動特性が現れやすくなります。

・椅子に座っていてもすぐに机に突っ伏す、または床に寝転がる
・筆圧が極端に弱い、もしくはコントロールできずに筆記具を強く握りすぎてすぐ疲れる
・手先の不器用さ(ボタン掛けや箸の操作が苦手)
・人や物によくぶつかる、段差で転びやすい

これらは「集中力がない」「だらけている」と誤解されがちですが、実際は弱い筋肉と姿勢保持の難しさをカバーするために過剰なエネルギーを消費している状態です。身体的なアプローチと併せて、環境調整や感覚統合療法を行うことが有効とされています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest