アース製薬とバスクリンの真相|買収の裏側とバスロマンとの違い

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アース製薬の入浴剤戦略は、バスクリンの買収だけにとどまりませんでした。2014年に経営破綻した老舗日用品メーカー「白元」の事業を譲受し、新会社「白元アース株式会社」を設立してグループ傘下に収めました。

これにより、アース製薬グループは以下の3つの柱を完全に手中に収めることになりました。

  • アース製薬本体:バスロマン、温泡(ONPO)
  • バスクリン(旧社):バスクリン、きき湯、日本の名湯、薬湯シリーズ
  • 白元アース:いい湯旅立ち、HERSバスラボ

業界統計および決算資料の推計によると、国内入浴剤市場(年間約500億円規模)におけるアース製薬グループ全体の市場シェアは50%〜60%に達しています。王者・花王の「バブ」と激しく首位を争う構図の中で、粉末・錠剤・炭酸ガス・生薬・液体・大容量・個包装アソートに至るまで、すべての価格帯とニーズを網羅する包囲網を完成させました。

ブランド名主な製造・展開元主力商品の特徴・強みターゲット層・市場ポジションバスクリンアース製薬(旧バスクリン)津村由来の生薬有効成分、天然アロマ、オーガニック認証ホホバ油配合ファミリー・シニア層、ナチュラル・本格志向バスロマンアース製薬イオンベールによる保温持続、さら湯の塩素除去、高いコストパフォーマンスファミリー層、日常的なコスパ・温浴効果重視きき湯アース製薬(旧バスクリン)微細発泡の炭酸ガス+温泉ミネラル粒、症状別の疲労回復訴求20〜40代の働く世代、アスリート、高機能重視いい湯旅立ち白元アース全国の有名温泉地をイメージしたにごり湯アソート、手頃な低価格帯ライトユーザー、日替わりで楽しみたい層
吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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