扁桃炎で耳が痛いのはなぜ?喉から響く放散痛の正体と重症化サイン

扁桃炎で耳が痛いのはなぜ?喉から響く放散痛の正体と重症化サインの具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

扁桃炎の経過において、「熱は下がったのに耳の痛みが取れない」「そもそも熱なしで喉と耳だけが痛む」という相談も多く見受けられます。

発熱がない場合でも、扁桃の局所に炎症が残っていれば神経刺激は継続するため、耳への放散痛だけが長引く経緯をたどることがあります。また、病院で処方された抗生剤を服用しているにもかかわらず一向に症状が改善しない場合、次のような要因が考えられます。

ひとつは、原因が細菌ではなくウイルス性(アデノウイルスやEBウイルスなど)であるケースです。抗生剤は細菌を殺す薬であるため、ウイルス感染には直接効果を発揮しません。もうひとつは、処方された抗生剤に対して耐性を持つ「耐性菌」が原因となっているケースや、すでに前述の膿瘍を形成してしまい内服薬だけでは薬効が届きにくくなっている状態です。処方薬を2〜3日飲んでも痛みが悪化する場合は、自己判断で服用を続けず、再度医療機関で処方の見直しを受けることが賢明です。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest