パスポート住所の手書きは要注意!使えない理由と2026年最新ルール
話題沸騰中の パスポート住所の手書きは要注意!使えない理由と2026年最新ルールについて、主要な情報をご紹介しています。
結論から整理すると、手元にあるパスポートの申請時期によって対応は真っ二つに分かれます。2020年2月3日以前に申請された旧型パスポートを所持している場合、最終ページに設けられた「所持人記入欄」への手書き記入は認められており、むしろ紛失時の連絡先特定のために記入が推奨されていました。一方、2020年2月4日以降に申請された旅券を手にしている場合、住所を手書きできるスペースは一切存在しません。
背景にあるのが、外務省パスポート所持人記入欄廃止という構造的な制度変更です。偽造防止対策の強化や国際民間航空機関(ICAO)の仕様基準への準拠を主眼として導入された「2020年旅券」では、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」が査証ページに採用された華やかな刷新の裏で、最終ページの個人情報手書きエリアが完全に削除されました。
旧型旅券の有効期限は最長10年であるため、2030年頭頃までは手書き欄のある旧券と手書き欄のない新券が市場に併存し続けます。この過渡期の並行運用が、「昔はペンで住所を書いていたのに、新しいパスポートには書く場所がない」「住所を手書きして良いのか分からない」という国民的な大混乱を招いている根本原因です。
旧型旅券を保持しているユーザーの間で長年議論されてきたパスポート住所手書き鉛筆ボールペンの選択問題についても、明確な実務指針が存在します。引っ越しによる住所変更が予想される国内住所については、二重線での訂正が重なるのを避けるため「薄く鉛筆書きする」という運用が現場の知恵として容認されてきました。しかし、新型パスポート住所記載なしが標準となった今日において、新券への手書きは形式の如何を問わず一切認められていません。