プロ御用達の服地屋が明かす最高峰テキスタイルと名店の見極め方
話題沸騰中の プロ御用達の服地屋が明かす最高峰テキスタイルと名店の見極め方について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
荒川区に位置する日暮里繊維街は、およそ1キロメートルに及ぶ直線道路沿いに90軒近いテキスタイル専門店がひしめく、日本屈指の布のメッカだ。大正時代、繊維の端切れを扱う問屋が集まったことから始まったこの街は、今や国内外のデザイナーやパタンナー、服飾を学ぶ学生が足繁く通う熱源地となっている。
メイン通りに面した大型店から一歩路地へ踏み込めば、そこには一般の小売ルートには滅多に乗らないデッドストックや、ヨーロッパの高級メゾンが放出したアーカイブ生地が静かに眠る。問屋街特有の乾いた活気と、玄人たちが交わす専門用語が飛び交う空間。ここには、めまぐるしい流行の消費サイクルから切り離された、布本来の純粋な価値がそのまま積み重なっている。