坂本龍一がん闘病の真実|中咽頭がんから直腸がんステージ4の軌跡
坂本龍一がん闘病の真実|中咽頭がんから直腸がんステージ4の軌跡を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。
直腸がん発覚後、坂本さんは日本国内の高度医療機関にて、20時間に及ぶ原発巣と転移巣の切除手術を受けました。その後も両肺に散らばった転移巣を取り除くため、左右の肺の手術を複数回に分けて実施。合計6回に及ぶ大手術は、70歳前後の身体にとって想像を絶する負担でした。
抗がん剤治療による激しい副作用、味覚障害、全身の倦怠感に苛まれながらも、手元にあったシンセサイザーとコンピューターで日々の感覚をスケッチし続けました。そうして生まれたのが、2023年1月17日、自身の71歳の誕生日にリリースされたオリジナルアルバム『12』です。
収録曲のタイトルには制作された日付(例:「20210310」「20220302」)がそのまま冠されており、曲間には坂本さんの荒い呼吸音や、衣服が擦れる微かなノイズまでもが録音されています。飾らないありのままの生命の揺らぎを音として定着させたこの作品は、単なる音楽アルバムを超えた「音による闘病記録」として世界中で高く評価されました。