旦過市場の現在は?2度の大火から復興進む再開発と名店グルメ真相
旦過市場の現在は?2度の大火から復興進む再開発と名店グルメ真相について押さえておきたい 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
「火災を乗り越えた旦過市場は、今どうなっているのか?」――全国のファンや旅行者から寄せられる最大の疑問に対する結論から言えば、市場は決して失われておらず、かつての賑わいと温かな人情を保ったまま営業を続けています。
2022年4月と8月の連続火災によって、市場全体の約3分の1に相当する木造密集エリアが焼失しました。しかし、被災した店舗の多くはアーケード内の空き区画や、近隣に整備された仮設店舗スペースである「旦過青空市場」エリアなどに移転し、営業を再開させました。現在、市場全体では約80店舗前後が元気にシャッターを開けており、地元客の日常的な買い物から観光客の食べ歩きまで、連日多くの人々が行き交っています。
現場を歩くと、昭和の面影を色濃く残す木造アーケードの薄暗がりと、工事用フェンスの向こうに広がる真新しい青空と建設重機のコントラストが目に飛び込んできます。失われた歴史的景観への寂しさは拭えないものの、店主たちの「ここでお客さんを待つのが自分たちの生きがい」という熱気は少しも衰えていません。歴史ある老舗鮮魚店や青果店、総菜屋の店先には、朝どれの玄界灘の魚や色鮮やかな野菜介介が並び、北九州弁の威勢の良い掛け声がアーケードに響き渡っています。